2020/10/01お知らせ
世田谷プラットフォーム主催FDシンポジウムを下記のとおり開催いたします。
協定校以外の方もご参加いただけますので、皆様のお申込みをお待ちしております。
1.趣旨
世田谷プラットフォーム協定大学内で行われている多様な形態のオンライン授業実践例を共有し、今後のオンライン授業の更なる質向上を目指すことを目的とする。
2.開催日時
令和2年10月17日(土)13:00~15:25
3.開催方法
Zoomによるオンライン
4.テーマ
オンライン授業の質保証
5.プログラム
開会挨拶・趣旨説明(13:00~13:03)
第Ⅰ部「オンライン授業実践報告」
◆13:05~13:15 国士舘大学 文学部教育学科 准教授 河野 寛 氏
[科目名]体育実習およびスポーツ実習
[授業形態]オンデマンド型
[配当学年]全学年
[履修者数]2,419名(開講数99コマ)
[工夫した点]通年科目の体育実習・スポーツ実習は,学部横断型の総合教育科目であり,専任教員および非常勤講師併せて33名で実施している科目です。教員のITスキルにはかなりの幅がある中で,履修者2,419名に対して授業間の格差がなるべく生じないように最低限の統一した教育リソースを提供することを心がけました。秋期については,一部対面授業の実施,またオンラインでも教員が独自に種目の特性を出せるような手立てを考えています。
◆13:15~13:25 国士舘大学 体育学部こどもスポーツ教育学科 准教授 永吉 英記 氏
[科目名]理科概論・保健体育科教育論Ⅰ
[授業形態]併用型(リアルタイム型+対面)
[配当学年]2年生
[履修者数]理科概論:50名 保健体育科教育論Ⅰ:45名
[工夫した点]・対面とリアルタイムとの希望性併用授業
・実験や実技のリアルタイム授業時の複数カメラ映像の配信
・欠席者に対応した、対面授業中の録画データのマナバコンテンツ作成
◆13:25~13:40 駒澤大学 経営学部市場戦略学科 教授 小野瀬 拡 氏
[科目名]ベンチャー企業論A
[授業形態]併用型(オンデマンド型+リアルタイム型)
[配当学年]2年生
[履修者数]280名(本来は400名規模)
[工夫した点]ストリーミング配信を用いながら受講者からフィードバックをもらう方法使用されたツールはGoogle Meetのストリーミングであった。この方式は、こちらから動画をリアルタイムで配信するものであるが、学生から直接音声や動画で反応をもらうことができないものでもある。このなかで、どうやって学生の反応をもらうか、またこちらからどうやってリプライするか、工夫をしている”最中”である。
◆13:40~13:55 昭和女子大学 総合教育センター 特命講師 武藤 麻香 氏
[科目名]英語ⅠA・英語ⅠB
[授業形態]リアルタイム型
[配当学年]1年生
[履修者数]1クラスあたり25名前後
[工夫した点]前期オンライン授業では、主に以下の点を念頭におきながら授業を行いました。
・授業内容以外(使用するシステム等)でなるべく学生が不安にならないようにすること。
・学生が質問・発言・発表できる機会を設けること。
・授業内の説明や発音・音読練習を学生のペースに合わせること。
・学生が学習リズムをつかみやすいようにすること。
◆13:55~14:10 成城大学 データサイエンス教育研究センター 特任教授 辻 智 氏
[科目名]データサイエンス入門Ⅱ
[授業形態]オンデマンド型
[配当学年]2・3・4年生
[履修者数]63名
[工夫した点]コロナ禍による非常事態の中、パソコンのBYOD(Bring Your Own Device)が整っていない状況で始まった遠隔授業では、学生の置かれているIT環境によって成績に差が出ないように配慮することが大切である。そのためには、パソコンが手元になく実習ができなくても、タブレットやスマホのみで授業に参加できるように、実習用の課題とWeb閲覧のみで完結できる課題の2種類を毎回の授業に用意した。
◆14:10~14:25 東京都市大学 建築都市デザイン学部建築学科 教授 福島 加津也 氏
准教授 佐藤 幸恵 氏
[科目名]SD PBL(1)
[授業形態]併用型(リアルタイム型+対面)
[配当学年]1年生
[履修者数]118名
[工夫した点]グループワークを中心とした協同作業に重点をおき,自発的な学習活動を促すようにしました。
オンラインツールを活用してグループ内だけでなく他グループの活動も見える化して学習効果を高めるようにしました。
◆14:25~14:40 東京農業大学 地域環境科学部造園科学科 教授 髙橋 新平 氏
[科目名]専門特化演習(一)(植物学)(選択必修科目)
[授業形態]オンデマンド型
[配当学年]4年生
[履修者数]47名
[工夫した点]演習科目(自然科学系)であるため学生自身が課題に対してどのように取り組んでもらえるか、対面授業では板書や口頭で伝えることができたが、オンデマンド型授業ではその詳細説明が無理であるため、配信した教材に取り組みの手順を「文字」や「図」や「表」によって提示する必要があった(オンデマンド型用の教材を新たに作成する必要があった)。
第Ⅱ部「授業形態別情報交換会」
◆14:50~15:20 授業形態別情報交換会
閉会挨拶(15:23~15:25)
6.授業形態別情報交換会
Zoomのブレークアウトセッション機能を活用し、グループディスカッションを実施します。ご講演いただいた先生方へ直接質問ができる場のほか、授業形態毎にグループを分け、情報交換の場を設けることにいたしました。ご希望の以下グループを申込フォームより選択してください。
グループ編成:①駒澤大学 小野瀬教授
②昭和女子大学 武藤特命講師
③成城大学 辻特任教授
④東京都市大学 福島教授、佐藤准教授
⑤東京農業大学 髙橋教授
⑥オンデマンド型授業
⑦資料配信型授業
⑧リアルタイム型
⑨併用型授業
グループディスカッションにお申込みいただいた方へ、当日の情報交換が有意義になるよう、事前アンケートを実施する予定となっております。事前アンケートについては、10月5日(月)以降順次お送りさせていただき、アンケート結果がまとまり次第グループ毎に共有させていただきます。
7.対象者
大学等の教職員
ただし、大学等の教職員以外の方で本シンポジウムに関心のある方のご参加もできます。
8.申込方法
Microsoft formsで申し込みを受け付けます。
以下URLよりお申込みください。
9.申込締切
令和2年10月7日(水)
※期日を過ぎた場合は、以下問い合わせ先へご連絡ください。
10.定員
先着270名とさせていただきます。
11.参加方法
お申込みいただいた方へ事前にZoomミーティングURLをお送りいたします。(10月15日頃を予定)
12.主催
世田谷プラットフォーム
13.問い合わせ先
国士舘大学 学長室FD推進課(担当:鈴木・丹)
TEL:03-5481-5386
Mail:fd@kokushikan.ac.jp