2021/10/12お知らせ
世田谷プラットフォーム主催FDシンポジウムを下記のとおり開催いたします。
協定校以外の方もご参加いただけますので、皆様のお申込みをお待ちしております。
1.趣旨
各大学において、大学院教育における教育・研究活動の質の保証のために行っている取り組みを共有することにより、より良い改善を行うための一助とすることを主たる目的とする。
2.開催日時
令和3年10月25日(月)13:30~15:55
3.開催方法
Zoomによるオンライン
4.テーマ
コロナ禍における大学院教育での教育・研究活動の質の保証について
~研究指導上の課題に対する取り組みを中心に
5.プログラム
開会挨拶・趣旨説明(13:30~13:33)
第Ⅰ部「各大学事例報告」(各15分)
◆13:35~13:50 国士舘大学 経営学部 准教授 堀口 朋亨 氏
[科目名]国際経営論演習ⅠA・ⅠB、国際経営論演習ⅡA・ⅡB、国際経営論A 講義・B講義
[配当学年]修士課程1~2年
[工夫した点]現在の大学院教育では留学生の受講が大半となっているため、3 点の目標を同時に達成するための教育を行っている。具体的には、①日本語能力の向上、②(母国で他の学問領域を修めている学生が多いので)専修分野の基礎固め、③修士論文といえる質に到達させるための論理構築力の習得、である。
◆13:50~14:05 駒澤大学 文学部 教授 寺前 直人 氏
[科目名]考古学研究指導Ⅰ
[配当学年]博士後期課程1~3 年
[工夫した点]感染症の状況が日々変化することをふまえて緊密な連絡をとるように心がけた。
◆14:05~14:20 昭和女子大学 文学研究科 教授 横山 紀子 氏
[科目名]日本語教育学特論、日本語教育学演習、日本語教育学特殊研究
[配当学年]博士課程1~3 年
[工夫した点]博士課程の授業は少人数(1~5 人)なので、コロナ下でも2020 年度後期以降は基本的に対面で実施してきました。一方、休暇中や授業時間外で急な対応が必要な場合には、オンラインで面談するなど、その時々の状況や指導の内容によって、対面とオンラインを使い分けることを心掛けてきました。
◆14:20~14:35 成城大学 文学研究科 教授 喜多崎 親 氏
[科目名]西洋美術史特殊研究ⅡA・ⅡB、西洋美術史特殊研究指導ⅡA・ⅡB
[配当学年]博士課程後期1~3 年
[工夫した点]美術史の領域では、博士課程後期の学生は、もちろん博士論文の執筆を目的として進学しているが、同時に美術館学芸員を目指している、あるいは実際に学芸員として勤務している場合が多い。そのため、授業への参加・研究指導については、なるべく柔軟に対応できるようにしている。
◆14:35~14:50 東京都市大学 教育開発機構 教授 伊藤 通子 氏
[科目名]SDGs 特論
[配当学年]修士課程1~2 年、博士課程1~3年
[工夫した点]授業の達成目標の一つは「SDGs の本質を自分のライフワークに落とし込んで考察できる」であることから、多様な履修学生同士、またはゲストスピーカーとの議論を、色々な形で毎回行うことに工夫をした。
◆14:50~15:05 東京農業大学 応用生物科学部 教授 石川 森夫 氏
[科目名]特別研究指導 I・II
[配当学年]博士後期課程1~2 年
[工夫した点]キャンパス入構制限下においては、学外からの学内ネットワークへのアクセス方法を周知、研究室に設置したネットワークHDD を介して、データ解析結果を学生と教員が学外でも共有できる環境を整備した。キャンパス入構制限解除後も研究室滞在時間に制限があったため、実験を伴う研究計画の見直しを行った。
第Ⅱ部「質疑応答」
◆15:20~15:50 質疑応答
事前に受け付けた質問について回答します。プログラムをご覧いただき、ご質問がある場合は以下の当日参加申込フォームよりご入力ください。
閉会挨拶(15:50~15:55)
6.対象者
大学等の教職員・学生(博士後期課程のみ)
ただし、大学等の教職員以外・学生の方で本シンポジウムに関心のある方のご参加もできます。
7.申込方法
Google forms で申し込みを受け付けます。
以下URLよりお申込みください。
https://forms.gle/rGh9hPids9MpwJiSA
8.申込締切
令和3年10月20日(水)
※期日を過ぎた場合は、以下問い合わせ先へご連絡ください。
9.定員
先着270名とさせていただきます。
10.参加方法
お申込みいただいた先生方へ事前にZoomミーティングURLをお送りいたします。(10月22日頃を予定)
11.主催
世田谷プラットフォーム
12.問い合わせ先
駒澤大学教務部教務課教務2 係
TEL:03-3418-9116
Mail:kyo2sec-in@komazawa-u.ac.jp