2019/11/25活動報告

合同SD研修会を開催しました

 

世田谷プラットフォームFD・SD部会は、10月11日に若手職員を対象とした「合同SD研修会」を国士舘大学世田谷キャンパスで開催しました。

世田谷区内の大学がSD活動を共同開催することにより、効率的な教育改革、大学改革を推進することを目的として、国士舘大学、駒澤大学、昭和女子大学、成城大学、東京都市大学、東京農業大学が参加しました。

 

研修会では、大正大学の山本雅淑教授が「20年後、価値ある大学を目指して~大学の教育経営政策から読み解く~」をテーマに講演し、教育関係法令、近年の主な高等教育政策、18歳人口の推移、私立大学入学志願者動向等、大学職員として知っておくべき基礎知識から中教審の高等教育グランドデザイン答申等最新の高等教育政策、改正教育法規、簡易財務分析手法等について、アクティブラーニング形式による解説とグループワークによる活発な議論を通じて参加者は理解を深めました。

山本教授は「大学に関する基本的な知識も知らずして、改善や改革は出来ない。大学で働くものとして、まず、必要な知識の習得をしなければならない」と伝え、研修会終了後の情報交換会では、各大学の情報交換や意見交換が積極的に行われました。

 

4回目を迎える「合同SD研修会」ですが、今回は入職3年目程度の若手職員を対象に、各大学とも参加者の階層を揃えて実施しました。複数大学合同で行うことにより他大学の教職員がともに学び、参加大学や参加者の相互理解を深め、情報の共有や意見交換が出来ることが大変意義が深く、今後は、世田谷区内の他大学にも参加を呼びかけていく予定です。