2025/09/30活動報告

令和7年度世田谷プラットフォーム合同SD研修会を開催しました

令和7年度世田谷プラットフォーム合同 SD 研修会を 9 月 22 日、国士舘大学世田谷キャンパスメイプルセンチュリーホール 5 階第 1 会議室で開催しました。

世田谷プラットフォーム協定校の国士舘大学、駒澤大学、昭和女子大学、成城大学、東京都市大学、東京農業大学の6大学から、入職 1 年目~ 5 年目の職員25名が参加しました。人口減少や経済、危機管理など、日本社会が直面する課題について学びつつ、自大学や自身の業務を見つめ直し、日常業務の枠を超えた意識を養うことを目的に実施されました。

研修では、大正大学常任監事で元私学事業団私学経営情報センター長の山本雅淑氏を講師に迎え、「ルーティーン業務+ ONE を目指して」と題した講演が行われました。山本氏は、情報収集の重要性に触れ、全国の私立大学のうち定員割れが 316 校に上る現状を紹介。地域や学部ごとの動向を日頃から把握することが将来の戦略に役立つと述べ、ルーティーン業務に加えて新たな業務に挑戦し、大学を支える役割を見出すべきと語りました。

続いて「日常業務からの脱却」をテーマにグループワークを実施。参加者は、業務のマニュアル化や ITスキルの強化といった意見を出し合い、模造紙に「取り組みたい+ONEの業務」を書き出しました。発表では「DXによる業務効率化で 創出した時間を新規業務に充てる」「属人化を防ぐためのマニュアル整備」「ITリテラシー向上によるデジタルスキル強化」など、課題解決に向けた具体的な提案が共有されました 。

その後、懇親会が催され、研修の振り返りや情報交換をするなどして親睦を深めました。