2018/12/01活動報告

『禅と心』シンポジウム ーなぜ禅は人をひきつけるのか。ー 開催

11月16日(金)・17日(土)に、駒沢キャンパス記念講堂で、世田谷プラットフォーム後援にて「『禅と心』シンポジウム ーなぜ禅は人をひきつけるのか。ー」を開催し、660人が参加しました。

 

16日(金)の第1部では、熊野 宏昭 氏(早稲田大学人間科学学術院教授)による特別講演「マインドフルネスとは」と、角田 泰隆氏(駒澤大学仏教学部教授)による講演会「道元禅と坐禅」を行いました。

 

「組織経営と禅・マインドフルネス」と題して行われた第2部では、島津 清彦 氏((株)シマーズ代表取締役)による講演会「今、なぜ禅的経営なのか?」と、尾崎 正善 氏(徳善寺住職)による講演会「教団組織運営と人材育成ー輪住制度と清規・修行の特徴を通してー」を行いました。
その後、島津氏・尾崎氏・貫井 洋 氏(駒澤大学高等学校校長)によるパネルディスカッションを行い、コメンテーターを 山口 浩氏( 駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授)が、ファシリテーターを青木 茂樹( 駒澤大学経営学部教授)が務めました。

 

17日(土)の第1部では「禅瞑想の科学的研究」と題し、有田 秀穂 氏(東邦大学医学部名誉教授)による講演会「坐禅の科学」と、谷口 泰富氏(駒澤大学文学部教授)による講演会「禅瞑想の脳電図学的考察」を行いました。

 

「禅の受容と展開」と題して行われた第2部では、「禅と藝能」をテーマに 田中 徳定氏(駒澤大学文学部教授)が講演会を行った後、駒澤大学卒業生で能楽師の 善竹 大二郎 氏と 大藏 教義 氏による狂言の実演が行われました。また、 近衞 典子氏(駒澤大学文学部教授)が司会を務めました。
その後、「緩和ケアの現場に立つ宗教者の活動と信仰」と題し、五十嵐 雄道 氏(円光寺住職)による講演会と、五十嵐氏・光吉 祐證 氏(長楽寺住職)・山下 一徹 氏(海壖寺住職)・伊豆丸 展代 氏(ジャーナリスト)によるパネルディスカッションを行い、岩永 正晴 氏(駒沢大学仏教学部教授)が司会を務めました。

 

シンポジウムチラシ